経営者としての時間を確保することの大切さ

こんにちは。東京保険サービスの代表、大和親英です。

本日は、最近マネジメントの時間を意図的に確保するようになったことで、考えていることをお伝えしたいと思います。

会社の代表としてマネジメントの仕事をしなければならないのですが、私自身もお客様を抱えて、他の営業担当と同じようにプレイヤーとしての業務を行っています。
お客様への対応を迅速に行うことは重要なので、それを優先することで、ついついマネジメント業務が後回しになってしまいます。一方で、経営者として会社全体の方針を考えて実行に移すことはとても大切だと思っていますが、そこが上手くできていない。そんなジレンマを抱えながら日々業務に励んでいます。

そんな現状を少しでもマネジメント寄りに改善しようと思い、最近は毎週木曜日はコワーキングスペースに一日籠もって、会社のことや経営のことだけを考える時間を確保するようにしています。
さらに、従来どおり土日のどちらかの午前中は、こうして喫茶店で経営のことを考える。

それを一ヶ月ほど続けたことで、少しは俯瞰して会社の現状把握をできたり、新たな方向性を打ち出すことができるようになってきました。

そうした中で現在考えているキーワードは「情報発信」です。
情報発信は、お客様や市場全体に自社のサービスや価値を効果的に伝える重要な手段であり、これを通じてさらなる信頼関係を築くことが可能となります。
私たち保険代理業は、保険会社の商品を販売するという形態を取っているため、販売の要となる信用や信頼という側面を保険会社に依存しがちです。それでは、保険代理店としての自社の存在意義を語ることが難しくなります。

『自社の価値を伝えなければ、それは存在していないことと同じ』
この言葉は10年以上前に、自分が受講したマーケティング塾「エクスペリエンスマーケティング実践塾(主催:藤村正宏氏」)」で教わった言葉です。

※エクスペリエンスマーケティング(通称:エクスマ)とは、「モノ」ではなく「体験」を売る新しい視点のマーケティング手法です。最近でこそ「モノ売りではなくコト売り」という言葉が出てきていますが、私の知る限りそれを最も早く提唱していました。

その言葉を改めて反芻して、自社の情報発信を改めて考えています。
そして、その一環として、定期的なブログ更新も再開していきます。

これが三日坊主で終わらないように、着実にやっていきたいと考えております。

喫茶店で一人思案する日曜日の午前中

投稿者プロフィール

大和親英
大和親英代表取締役社長
大学時代は勉強はほどほどに済ませ、バックパッカー(海外貧乏一人旅)を、卒業後は父と同じ保険業界に足を踏み入れ、過酷なノルマに追われて過ごす。社会の厳しさを体験しつつも、保険を通して「人とふれあう営業」の喜びとやりがいを感じるようになりました。